修理屋さんインタビュー ②

昔の人の仕事が見える、そんな仕事に巡り合えました

宮本多加志(ミヤモトタカシ

1959年生まれ 
■ 修理屋歴 30年 
■ 専門分野 陶磁器、ブロンズ、大理石、古代物、ガラス他
■ 連絡先 〒194-0032 東京都町田市本町田901-11 宮本工房 
電話番号 042-810-3602(要予約)

僕は、裏の仕事が向いているので、HPにアップするなんてちょっと「大変だ―!」って感じなんですけどね。
元々職人の家で生まれたから、物をいろいろ触るのが好きだというか、習慣になっているというか、まぁ子供の頃から遊び道具は全部自分でつくっていましたからね。

33年程前にアルバイトで美術商の店に入って、それから14~5年。何となく直しの仕事をしていたんです。
その後独立して、アンティークディーラーもやっていたんです。その時も買ってきたものが壊れていたりすると直したりしていて、そのうち他のディーラーさんからも頼まれるようになったんです。
そして、いつかこれが本職になっちゃった。

直しているとね、昔の人の仕事が垣間見えるんですよ。何でこんな細かな仕事するのかなぁ?とかね。壊れた個所を復元していると、つくった人の気持ちがわかってくる。
特に古代のものは魅力的ですよね。
道具だって、もっと単純だった筈なのに、この技術はすごい想像力だなぁ、と思います。

今回「東京アンティークグランデ」に出ることになって、どうしようかと考えたんですよ。
例えばチラシをつくって配ればいいんじゃないか、とか、直したものの写真を持っていけばいいんじゃないか、とかね。
でも、実物が一番いいな、と思ったわけですよ。
だから、当日は僕が直したものを実際に持って行って展示して、例えば「どこ直したかわかります?」って聞いてみたりしようかな、とか思っています。

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